ニュース番組で、過去に各臓器の移植体験をされた方々のみを対象とした
オリンピックが実施されていることを知りました。
オリンピックとあわせてパラリンピックが実施されていることは、
ほとんどの方々がご存知だと思いますが、
過去に各臓器の移植体験をされた方を対象としたこのオリンピックは
今年ですでに第22回目を迎えているということで、恥ずかしながら私自身も知りませんでした。
腎臓移植などは全国でも移植症例も多い臓器ではありますが、
他にも肺や心臓など他部位も含めて、
移植を迫られ実施をされた方がその後元気になり、
またスポーツを通じて結果を出し、自信を持ってもらえているのだと、
その番組に映っておられた方の笑顔を見て実感できました。
健常者であっても、定期的にかつ持続的に運動を続け
基礎体力の向上や運動能力を高めることは大変です。
それがましてや移植をされたことがある方だと、
日常生活を取り戻すだけでも、他の人では想像もできないご苦労があったと思います。
今回の大会には日本代表に腎泌尿器外科学の丸井祐二先生が同行されたともお聞きしています。
移植に携わってこられている先生方も、
この大会と参加者へのバックアップをされているのだと伺い、
日本の医療が今後も成すべきことはたくさんあるのだと思いました。
また、医療の発展が今後も移植を必要とする方のケアや社会復帰、
さらにはこういった大会も含めた生き甲斐を持てるように発展を遂げてくれる
ことを祈りたいと最後には思っておりました。
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