CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

医者に向いている人と向いていない人の特徴・性格・適性について紹介!

医者になるのに必要な素質や、向き不向きはあるのでしょうか?この記事では、医者に向いている人と向いていない人の主な特徴・性格・適性についてまとめています。
これから医者を目指している、または、すでに医者として活動しているけれど今後、医者としてキャリアを積み重ねていっていいのか不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
もしこの記事を読んでいる先生が「自分は医者に向いていないんじゃないか・・」とお悩みなら、国家資格キャリアコンサルタントが多数在籍している医師ベストキャリアにご相談ください。
医師の転職や開業を支援する会社は多くありますが、医師ベストキャリアは医療人材業界としてのエージェントの専門性が高く、医者のキャリアに精通しているため、より具体的なアドバイスを受けられます。

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医者に向いている人の特徴・性格・適性

医者に向いている人の特徴・性格・適性

医者として活躍していくためには、医師免許や知識、技術以外にも、性格や適性があるかどうかもかかわってきます。
医者に向いている人は、どのような特徴・性格・適性を備えているのか、見ていきましょう。

医者に向いている人は、次のような点を持っている人です。

  • 他人に対して思いやりがある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 向上心がある
  • 体力がある
  • 誠実さ・粘り強さがある

それぞれ詳しく解説します。

他人に対して思いやりがある

他人に対して思いやりがある人は医者に向いています。なぜなら、思いやりは、患者の心を開く効果があるからです。
病院に来る患者は何らかの病気やけがで、健康や生命に不安を抱えていることが多いです。言葉や眼差し、態度に配慮しながら、思いやりをもって患者に接することで、患者の不安を取り除き、本当に気になっていることや、言いたくても躊躇して言えないことなどを口にしてくれるような関係性が出来上がります。

医者と患者の関係性ができれば、患者が医療に参加してくれるようになり、「患者が言うことを聞いてくれない」ということがなくなり、患者中心の医療が提供可能になります。

また、医者にとって思いやりを持って接する相手は患者だけではありません。周りのスタッフにも患者家族にも誠実に接することで良好な関係性が生まれ、一丸となって最適な医療を患者に提供することができるのです。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力も医者には必要です。ここでいうコミュニケーション能力は、患者の容体や、患者が取るべき行動をただわかりやすく説明するだけではありません。どんなに饒舌に説明できたとしても、ときに患者は自分の言いたいことを医者に引き出してほしいと思っていることがあります。

医療の場でのコミュニケーション能力とは、伝える力以外に、患者の意図を聞き取る力、そして合意点を見つける力が必要です。患者の言葉をしっかり受け止めて、言わんとしていることを確認しながら丁寧に会話のキャッチボールをしていく必要があります。

患者と上手にコミュニケーションが取れれば、患者は医者の提供する情報にも積極的に目を向け、医療にも前向きに参加してくれるでしょう。

向上心がある

医者になるためには6年間医学部で勉強し、国家試験を受け医師免許を取得、その後さらに2年以上臨床研修医の経験を積む必要があります。しかし、医者の勉強はここから始まると言っても過言ではありません。医療は常に進化し、新薬や新しい機器、手術も次々に登場しています。

また、将来自分がチャレンジしてみたい診療科目のアルバイトを入れてキャリアアップのきっかけとしたり、学会に参加して新たな治療法の情報収集などに勤めたりと、向上心をもってスキルアップと年収アップの好循環を生み出している人は、医者に向いているといえるでしょう。これはどの診療科目も例外はありません。

体力がある

オンコールや当直業務の性質上、長時間労働の上限は実際ないに等しいと言える現状があります。
「令和元年 医師の勤務実態調査」によると週当たりの勤務時間が60時間以上の医者は、男性で41%、女性で28%。勤務時間が80時間以上の医者も男性で9%、女性で6%もいます。当直明けの日勤で丸1日以上寝ていないということもよくある話です。

医者の労働時間については改善傾向にあるものの、依然として勤務時間は長い傾向があり、医療の知識や手術の技術だけではなく、医者は体力も兼ね備えていることが大切です。

誠実さ・粘り強さがある

医療は何よりも患者本人が回復したいという意思を持っていることが大切です。患者の不安な気持ちを汲み取り、前向きに治療に取り組んでもらうためには、医者が患者から信頼されていることが不可欠です。患者から信頼を得るためには、「あなたのことを第一に考え回復を願っている」という誠実さをもって接する必要があります。

また、治療をしても、すぐに状態が良くならないかもしれません。長丁場になれば、患者が回復を諦めることもあるでしょう。
しかし、そこで医者の側も同様に諦めては、患者はそのまま落ち込んでしまいます。医者は可能性がある限り最善を尽くし、患者を勇気づける粘り強さを備えていることも大切です。

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医者に向いていない人の特徴・性格・適性

医者に向いていない人の特徴・性格・適性

ここまで、医者に向いている人の特徴・性格・適性を挙げてきましたが、逆に向いていない人はどのような人なのでしょうか?

医者に向いていない人は、主に次のような特徴があります

  • 他の人の意見を聞き入れられない
  • 仕事に対して雑さがある
  • お金への執着心があり金儲けを重視している

それぞれの項目について解説します。

他の人の意見を聞き入れられない

いくら医者が高度な知識や技術をもっていたとしても、自分だけでは解決できない状態の患者に出会うこともあるでしょう。
チーム一丸となって意見を出し合っても、すぐに否定的な言葉を発したりすれば意見はまとまらずチームとしての医療が提供できなくなります。
他の人の意見を聞き入れられない人は、チームワークを構築できないので、医者には向いていません。

仕事に対して雑さがある

医者は投薬や手術など全てミリ、ミクロン単位の作業が必要で、なおかつ、医療施設で抱えている多くの患者それぞれに的確で正しい処置を指示しなければなりません。間違えば人の命を脅かすこともあるでしょう。
そのため、仕事に対して雑さがある人も医者には向いていません。

お金への執着心があり金儲けを重視している

お金への執着心が強い人は、医者には向いていません。
医者は年収の高い仕事ですが、人の健康や命を預かる大変責任ある職業です。日々、重責を抱えながら、多忙な毎日を送る医者の中には、割に合わない職業と感じている人も多いようです。
こうした人たちを支えているのは、収入もあるかもしれませんが、何よりも人の命を救ったり、回復した患者やその家族が喜んでいるところを見たりした時に感じるやりがいです。
患者よりもお金儲けを重視している人はトラブルにつながる可能性もあるので、医者には向いていないといえるでしょう。

自分の性格・潜在的な本質がわからないという方は、自己分析ツールを活用するのもおすすめです。いくつかの設問に答えるだけで精度の高い分析結果が得られるツールを2つご紹介します。
移動時間中でもできるので、ご自身を客観視してみたいときに活用してみてはいかがでしょうか。

<おすすめ自己分析ツール>
16Personalities性格診断テスト
精密性格診断テスト 16TEST

 

医者に向いていなかったとしても改善することもできる

医者に向いていなかったとしても改善することもできる

今回紹介した医者に向いている特徴に当てはまっていなくても、また、向いていない特徴に当てはまっていても、努力次第で改善はできます。

ここで早急に自分は医者に向いていないと諦めたり、医者をやめたりするのではなく、まずは専門家に悩みを相談してみることをおすすめします。 医師ベストキャリアなら医者のキャリアに精通したコンサルタントのアドバイスを受けられるので気軽に相談してみましょう。

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医者に向いていないと感じたときは

医者に向いていないと感じたとき

医者に向いている人の特徴・性格・適性

  • 他人に対して思いやりがある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 向上心がある
  • 体力がある
  • 誠実さ・粘り強さがある

医者に向いていない人の特徴・性格・適性

  • 他の人の意見を聞き入れられない
  • 仕事に対して煩雑さがある
  • お金への執着心があり金儲けを重視している

医者に向いている人の特徴に当てはまっていなくても、医者に向いていない人の特徴に当てはまっていてもあきらめる必要はありません。

これから医者を目指す方、あるいは、すでに医者で自身の今後に不安を感じている方は、現状を医者専門のキャリアコンサルタントに相談してみるとよいでしょう。

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国家資格キャリアコンサルタント
衣笠 敬広Takahiro_Kinugasa

大学を卒業後、冠婚葬祭の会社に就職し、葬祭ディレクターとウェディングプランナーを経験。
キャリアが変わっても同じ「人生のお手伝い」に喜びを感じています。

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