CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

大阪の鉄道路線拡大で採用がラクに!?

利便性が良くなることで、スタッフ採用もラクになる?
医師、薬剤師の方の転職をお手伝いする際にも、
「通勤手段」は外すことのできない条件です。

新路線が完成することで、
周辺のマンションなどの価格が上がるといったことはよく耳にしますが、
スタッフの採用に苦慮されてきた
人事担当者の方の負担が軽減されるようなことにはなるのでしょうか?

今後の開発計画なども視野に入れて、その可能性について考えてみました。

私は関東エリアでもお仕事をさせていただきましたが、
関西との大きな違いとして感じたのは、
通勤手段において、自家用車利用よりも公共交通機関利用の割合が高いということでした。

地元の方でも乗り換え手段が把握できないほど、
関東では地下鉄やJR、私鉄の路線が充実しています。
しかし、同じ都市部でも関西においては、
まだまだ車での通勤が主流であることは間違いないかと思います。

ましてや箕面市などは阪急電車以外ではバス利用などでない限り、
中心地にまで移動できる手段がありません。
まだまだ東京都内などと比べると住居として人気のあるエリアにおける
公共交通機関の発達は不十分ではあります。

しかし近年、大阪駅(梅田駅)の再開発で
貨物列車のバックヤード跡地に新駅建設の計画がもちあがったり、
南海電車の大阪駅進出の噂や阪急電車の伊丹空港への直通新路線の計画、
さらには関西空港への移動に使われるJRの「はるか」が新大阪駅乗車であったのが、
大阪駅でも出来るようになる、など新路線計画の話が多く出てきています。

こういった路線計画の拡大にともない、
今までそれほど人気のなかったエリアでの転職傾向が強まったり、
人口などにも影響が出る可能性もあります。

事実、和泉市に泉北高速線が開通し、病院が開設され、
マンションも多く建設されたことで、年々人口の増加が続いています。
このような事例もあるだけに、
今後、先生方のお住まいのエリアも変化するのではと感じており、
動向を見守っていこうと思っています。

状況によっては、新駅開発で周辺の再開発も進むことで、
病院移転などによる診療圏の変化も可能性がありますので、
我々も情報収集を進めながら、ホットなニュースをお届けできればと思います。

国家資格キャリアコンサルタント
小俣 光信Mitsunobu_Omata

世界遺産・富士山を擁する山梨県出身。法学部卒業後、法律事務所、法律系資格予備校を経て入社。名古屋、広島を中心に全国の医療事情を現場で経験したことが強み。

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