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キャリアアドバイザーコラム

医師が山口県で働くということ│移住のメリット、求人、移住転職支援などについてまとめました

明治維新の立役者から総理大臣まで―

古くは、吉田松陰、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、山縣有朋といった明治維新の立役者から、最近では安倍晋三、佐藤栄作をはじめとした多くの総理大臣を排出したことで有名な山口県。

それは今も昔も変わらぬ教育への熱心さが要因の一つとされ、それは幕末時代の寺子屋設置率が全国2位という昔から、学校・家庭・地域が協力して教育を実現させるコミュニティ・スクールの設置率が全国1位という現在まで引き継がれています。

加えて、本州の最西端に位置し、南側を瀬戸内海、西側と北側を日本海と三方を海に囲まれる山口県は温暖な気候で地震や風水害も少なく、またその豊かな自然が新鮮な食材を育み、実は移住者にも人気のエリア。そんな山口県で豊かな毎日を過ごしてみませんか。

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山口県のおすすめポイント

三方が海+中国山地=豊かな食材
南側を瀬戸内海、西側と北側を日本海と、三方を海に囲まれ、その中央部を中国山地が横断している山口県。

エメラルドに輝く海で有名な角島や東洋屈指の大鍾乳洞である秋芳洞、日本最大のカルスト台地の秋吉台をはじめ複数の国定公園などの豊かな自然の中でさまざまな動植物が共存、きれいな水場でしか生きられないとされているゲンジボタルの発祥地としても有名です。

また、県内には50ケ所以上の温泉があり、山口市内に位置し湯量豊富な湯田温泉や500年以上の伝統を持つ長門湯本温泉などは特に人気。その他にも、俵山温泉や川棚温泉、湯野温泉など県内各地に温泉があります。

そんな豊かな自然が育む食材も山口県の魅力。多くの人がイメージする魚のふぐの水揚げ高はなんと全国の8割。高級魚のイメージですが、県内ではリーズナブルな価格で食べられるお店もあるとのこと。

また、県内で開発されたオリジナルの柑橘ゆめほっぺや、長州黒かしわ、のどぐろ、鱧料理なども有名。加えて、美しい清流が生み出した地酒も豊富なので、美味しい料理とお酒を堪能することができます。

ひろーい家からラクラク通勤
総務省統計局が発表した「2018年住宅・土地統計調査」によると、持ち家率が67.1%と、全国平均よりも高くかつ東京都45.0%、大阪府54.7%と比較しても一戸建てを持つ家庭が多い山口県。

また、1住戸あたりの延べ面積も101.5㎡と実に東京都(65.2㎡)の1.5倍とひろーい家が多いのも特徴。加えて、平均通勤時間はなんと20分と東京都(44.5分)の半分。主な通勤手段は車のため、東京のように長時間満員電車に乗る必要もありません。「広い我が家からのラクラク通勤」というストレスの少ない環境が整っているのが山口県です。

また、県庁所在地である山口市や最大の人口を擁する下関市などの都市部では、商業施設や総合病院等の医療施設、大学や美術館・図書館などの教育関連施設が集まり利便性の高い日常生活を送ることができる一方で、都市部から少し車を走らせれば、小鳥のさえずりに川のせせらぎ、野菜作りに雪遊びと田舎の素晴らしさを感じることができます。

また山間部では大自然と温泉に囲まれた豊かスローライフ。さらにはハイキングやゴルフ、ロードバイクやマラソン、マリンスポーツなど、山も海の両方のレジャーを楽しむアクティブな生活と、お好みに合わせてさまざまな生活スタイルを満喫することができます。

「教育県山口」で安心子育て
幕末・維新の激動期に、長州藩(山口県)から多数の人材を輩出した最大の要因は、長州藩の教育水準の高さと底辺の広さにあったといわれています。幕末時代の寺子屋設置率が全国2位という数字はもちろんのこと、「若者に期待し、若さに託す」という風土が根付き、それが明治維新の原動力となった多くの先人を輩出しました。

そして、明治以降も、多くの総理大臣をはじめ各方面で様々な人材を輩出するなど、教育や人材の育成に熱心な県民性は、「教育県山口」として認知されています。

現在は学校・家庭・地域が協力して教育を実現させるコミュニティ・スクールの設置率が現在全国1位と、大学進学率といった数字にとらわれず、県をあげて教育の質を高めていこうとする姿勢は、子育てのしやすさにもつながっています。

また、一人あたりの都市公園面積が東京や大阪の約3倍、人口10万人あたりの病院数も東京・大阪の2倍と、海に山にと豊富な自然に囲まれた環境で、安心して子育てをすることができます。

西は福岡、東は広島
本州最西端に位置し、西側は海を隔て福岡県、東側は広島県・島根県と接している山口県。人口と経済規模で最大の都市である下関市をはじめとする県西部は福岡県との繋がりが密接で、岩国市などの県東部は広島県と密接な繋がりがあります。

アクセスの上でも、新幹線を利用すれば大阪・東京方面、博多方面へアクセスができ、宇部市にある山口宇部空港からは羽田空港へ約1時間30分。フェリーを利用すれば四国地方へも簡単に行くことができます。

東西に広く伸びる山口県は、大阪・東京方面だけでなく、福岡方面、四国方面にもアクセスでき、帰省や旅行、出張にも不自由のない、便利な環境が整っています。

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山口県の概要

■気候(気象庁2021年度データより)

三方を海に囲まれ、中央部に山地が横たわるという地理的な条件から、同じ県内でも気候には大きな違いが見られます。気候の特徴的としては「瀬戸内海沿岸地域」「内陸山間地域」「日本海沿岸地域」に大きく分けられますが、年平均気温が12~16度、年平均降水量が1,600~2,300mmと比較的温暖であり、風水害や地震も比較的少ないとされています。

■家賃相場(一例)

■教育
県内には6つの国公立大学と5つの私立大学があり、山口大学には医学部があります。毎年複数の東大合格者や医学部合格者を出す進学校や中高一貫校、インターナショナルスクールなど、教育環境も整っており、また「教育県山口」として県をあげて教育の質を高めています。

★県立徳山高等学校 2021年度 難関大学合格者数

★山口大学医学部医学科 2021年度 出身高校別合格者数

■アクセス
飛行機  :山口宇部空港より羽田1時間30分
新幹線  :福岡約38分、大阪約2時間17分、広島約30分、名古屋約2時間44分
車    :山口~福岡約1時間50分、山口~広島1時間40分

■移住支援制度
山口県移住就業支援事業
東京圏から山口県へ移住・就業された方の経済的負担を軽減する「移住支援金」を支給する事業です。
具体的には、東京23区(在住者又は通勤者)から山口県内に移住し、山口県に登録された法人に新規就業した方に移住支援金を支給します。

〔支給金額〕
・2人以上世帯 100万円・単身世帯    60万円
※移住元、移住先等に関して要件あり。詳細は山口県HP(https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/86/21177.html)にて

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医師が山口県で働く

■山口県の医師の年収

厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査より

山口県の医療施設に従事する医師数は3,465人。人口10万人にあたりの医師数は252.9人と、全国平均246.7人をやや上回っています。(※1)

ただ、山口県の医師平均年齢は52.5歳で全国一高い状況です(全国平均49.6歳)(※2)。特に35歳未満の医師数は減少幅が大きく、若手医師の減少が課題となっており、県では医師確保に向けて取り組みを行っています。
※1 厚生労働省「平成30年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」より
※2 山口県「山口県医師確保計画」より

山口県への移住・転職

山口県は、言わずと知れた、歴史上の重要人物排出が多い場・・・それも全て「教育熱心」という、文化や県民性があるためです。加えて、自然豊かで風水害も少ないという住みよさも加わり子育て世代の先生には、日本国内でもお勧めしたい移住場所「NO1!」

また<福岡・広島両県より新幹線で30~40分><愛媛県からフェリーで1本>というアクセスの良さがありながらお給与平均額も『近隣県より200~300万円程度上乗せ』が実現できる可能性があり単身赴任の先生にとっても、非常に魅力がある場所ですね。

穏やかで風光明媚な山口県にゆかりのあるスタッフが、先生のお仕事環境から住環境までサポートいたします!
是非、お気軽に、ご相談をお待ちしております。

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キャリアアドバイザー
加納 由理Yuri_Kanou

教育学部卒業後、語学関係の企業へ。「もっと人の転機に貢献できる仕事がしたい」と転職。産休を2回取得し家では怪獣(子供)の相手をしながら、アドバイザーとして奮闘中。

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