CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

メディカルドクターってなに?~臨床以外の選択肢~ ②採用選考・適性について

今回はパート①に続いて、メディカルドクターの採用選考と適性についてご説明します。

そもそも、メディカルドクターになるには、製薬会社の採用選考を突破する必要があります。
製薬会社の人事担当者が設けている人材要件には歓迎条件と必須条件があります。

メディカルドクターで働くことを検討されている先生方は、
ご自身に照らし合わせながらお読みいただければ幸いです。

採用選考について・企業から求められること

臨床の現場では専門医・指導医等の資格の有無を問われるケースがあります。

しかし、メディカルドクターには、資格という意味では「医師免許」以外を問われることは稀です。
製薬医学会認定医という資格はあるものの、ほとんどのメディカルドクターは資格をお持ちでないのが現状です。

資格とは別に、選考に有利に働くものの筆頭が【博士号】と【英語力】です。
特に外資系の製薬会社では必須条件に挙げられる場合もあります。

理由として、博士になるまでの過程で培われたスキルが、メディカルドクターの仕事に直結するからです。
論文精読や文献の当たり方、翻訳力、比較やデータ集め・検証等、研究の知識と経験は大変評価されます。

また、米国や欧州資本の製薬企業は、
現地のカルチャーから博士の学位が当たり前になっているということもあります。

英語力に関しては、内資系企業ではTOEIC700点が一つの基準となりますが、
外資系企業は本部の医師と英語でコミュニケーションを取らねばならず、
単なるリーディング・ライティングではなく医療英語を自在に駆使しなければなりません。

ディカルドクターに向いている先生

基本的には勤め先である製薬企業の中では「~さん」付けで呼ばれます。
臨床試験等で、医療機関に訪問する際も、病院勤務医から医師扱いされないケースも多々あります。

「~先生」と呼ばれるのはバイト先くらいとなります。
この点が少しでも引っかかる方はメディカルドクターには向いていません。

また、新薬の開発によって「将来の何万人を救う」というのはロマン溢れる仕事ですが、
臨床現場のように目の前の患者様から「ありがとう」と言われることはなくなります。

どちらの仕事に《やりがい》を感じるかよく考える必要があります。


仕事選びは自分自身をよく知る絶好の機会です。
現状に不満はなくとも、自身のキャリをどのようにデザインしていくのか・・・ぜひご検討下さい。

その際の水先案内人として、先生のお気持ちに寄り添いたいと考えております。

キャリアアドバイザー
国本 昌志Masashi_Kunimoto

前職では医療系有資格者のヘッドハンターをしておりました。“人の【想い】を形にする”そのお手伝いが出来るこの仕事を大変誇りに思います。

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