CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

いつも募集してる職場、応募はやめたほうが良い?

いつも求人がある=離職率が高い職場ではない!
長年、医師の先生方の転職のお手伝いをしていると
「いつも募集してる職場だから、応募は止めようと思います」という
言葉をいただく機会があります。

これには概ね、
【いつも募集している=人が定着しない職場だから】
というお考えがあるようです。

ただ、実をいうと継続的に募集を出しているケースには、
以下のように様々な理由があるのです。

◎病床編成や新科立ち上げなど、方向転換のため、複数の常勤医師が必要

◎今は大学医局派遣が来ているが 
 大学派遣だといつ切られるかわからないことから、
 安定経営のため、直接雇用の医師を順次増やそうとしている

◎病院の理念や方向性にマッチし、共感いただける先生を求めているので
 門戸を広げておくために、常に募集を出している
 (そもそもの考え方が合わない先生は、不採用にする)

◎女性医師が多く、産休育休があるため
 余剰を揃えて、女性医師の長期的なキャリア形成をサポートしたいと考えている

◎今いらっしゃる先生方が高齢化しており
 長い目での世代交代のため、年齢や・性別・ご専門などが合う先生を求めて
 門戸を広げるために、継続的な募集を出している

◎田舎エリアで、なかなか医師が集まらず
 結果、長期的に募集を出す結果となっている

◎医師が定着しないので、退職→募集、を繰り返している

以上の例からもわかるように、一概に人が定着しない病院が常に募集を出しているわけではなく
方向性がマッチする先生だけを採用するため、
機会ロスを生まないように募集を続けているというケースも多いです。

そのため、私たちCBキャリアのコンサルタントは
医療機関側が求めるところや先生のお考えなど、
表に出ている条件ではない部分で良いご縁を繋ぐことができるよう、
努めています。

ぜひ、先生がお考えになる今後のビジョンを、お聞かせください!
先生の医師人生を豊かにお過ごしいただけるよう、精一杯お手伝いをさせていただきます!

キャリアアドバイザー
加納 由理Yuri_Kanou

教育学部卒業後、語学関係の企業へ。「もっと人の転機に貢献できる仕事がしたい」と転職。産休を2回取得し家では怪獣(子供)の相手をしながら、アドバイザーとして奮闘中。

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