CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

健診業務に必要なスキルとは?

アルバイトではおなじみの健診業務ですが、
専門分野で常勤勤務を長らくされている先生の中には、
あまり健診の経験がないという先生も多くいらっしゃるように思います。

どんな施設があるの?
どういう先生が働いているの?

などについて、近年の健診センターの傾向、
健診業務で先生に求められるスキルの面からご案内させていただきます。

近年の健診センターの傾向

健診センターの近年の傾向として、
受診者をつかむために特徴づけて売り出す事業所が多く見受けられます。

たとえば、

・仕事の合間に来る受診者が多い、スピードを重視した企業健診メインの事業所
・手厚いサービスの提供・高級感のある内装・ヘルスケアのコンテンツも導入した、サービス重視の事業所
・レディースデーを設けた、もしくは女性限定の事業所で医師・スタッフも皆女性の事業所
・リラックスできる空間作り、パウダールームの設置など顧客満足度重視の施設

などなど。

どの事業所も検査の内容・クオリティが充実していることはもちろん、
その上でどういった価値を持たせるか、他との差別化というところに力を入れています。

勤務する際に大事になってくるのは、
「その事業所の大切にしているものが自分に合うかどうか」というところではないでしょうか。

では、医師に求められる具体的なスキル等を見てみましょう。

読影スキル

受診したその日に結果説明をする場合、合間にかなりの数の読影を行わなければならないこともあります。
営業所にもよりますが、心電図・胸部/胃部X線などは基本、
その他腹部エコー・マンモグラフィ・眼底なども読影可能な先生は大変喜ばれます。

コミュニケーションスキル

健診では短い時間にいかに受診者の疑問や不安を解決するかが重要になってきます。
受診者の気持ちを汲み取り的確な返答をしつつ短時間で終了するという技術は、
経験することで得られる部分が大きいので、苦手な先生もぜひトレーニングされてはいかがでしょうか。

サービス業に近い心遣い

「受診者様はお客様」というように考えられる事業所も多々あります。
受診後にアンケートをとったり、サービスの向上を目指して事務も切磋琢磨していますので、
直接受診者に触れる医師・コメディカル・スタッフにも
そういった気持ちでご勤務いただきたいとお願いをされる事業所が非常に増えています。
もちろんこれは大規模な健診センターに限らず、クリニックで健診を多少行っている場合でも同様です。

いかがでしょうか?

普段の診療とは異なり、専門的な知識・経験よりもコミュニケーション能力や人柄が重視される傾向にあります。
一方で、勤務時間内は忙しいこともありますが、基本的には17時に退勤できたり、
駅チカや好立地の事業所が多かったりと良い部分もたくさんございます。

弊社でも多数案件をお預かりしていますが、ベテランの先生から多少経験の浅い先生まで歓迎するところも多く、
幅広い年代の先生にご検討いただきたい案件です!

ご興味をお持ちの先生、ぜひご検討ください。

編集部CB Career

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